辻村深月のかがみの孤城を読んだ感想!お勧めしたい人やその理由についても紹介!

こんにちは。

辻村深月さんの、かがみの孤城を読んだことがありますか。

辻村深月さんの作品の中でも、私が一番心に残った作品で、映画化もされた小説ですが、本当に奥が深いの一言なんですよ。

最初は子供向けの小説家と思っていたのですが、気が付くと上下巻ある「かがみの孤城」を一気に読み切っていました。

ということで、この記事では辻村深月さんのかがみの孤城の感想やどんな人におすすめしたいかについて、ご紹介していきます。

それでは、最後までご覧になってください。

辻村深月のかがみの孤城を読んだ感想

登場人物一人ひとりに色々な事情があり、それがどんどん明らかになっていくさまがすばらしく、現在過去未来が複雑に絡み合っているのも面白い点の一つです。

辻村深月さんの作品はファンタジーとミステリーとが複雑に絡み合っているものが多いのですが、この作品はその両方がうまくかみ合わさっていて本当に素晴らしかったです。

子どもが読んでも面白い作品だと思いますが、大人が読んでもまた別の視点で本を読み進めることができて面白いと思います。

映画では描かれていない部分がたくさんあるので、もし映画を見たけど小説はまだという方は、ぜひ本を読んでみてほしいです。

小説を何度読み返しても新たな発見があり、よく練られたストーリーだと感じます。

10代の少年少女が抱える深い心の闇が繊細に描かれており、それを支える大人と助け合う子どもたちの姿が鮮明に描かれており、久しぶりにいい作品に出合ったと感じました。

物語に出てきた少年少女がどんなふうに成長したのか、想像を膨らませて読むことができて、読んだ後に深く考えさせられる物語でもありました。

辻村深月のプロフィールや経歴について

名前:辻村深月(ペンネーム)
本名は不明
年齢:43歳
生年月日:1980年2月29日
出身:山梨県

辻村深月の経歴について

千葉大学教育学部を卒業後、甲府にある県庁村会事務所で団体職員として働いていた辻村深月さんは、仕事をしながら執筆活動を続けます。

2004年「冷たい校舎の時は止まる」で第31回メフィスト賞を受賞します。

そしてこの作品でデビューを果たしました。

2012年に「鍵のない夢を見る」で第147回直木三十五賞を、2018年に「かがみの孤城」で第15回本屋大賞を受賞しています。

そして2019年には「第12回ベストマザー賞2019」の文芸部門を受賞し、「傲慢と善良」で第7回ブクログ大賞の小説部門で受賞をするなど、多数の受賞歴があります。

辻村深月の代表作品

辻村深月さんの代表作品はこちらです。

・ツナグ
・オーダーメイド殺人クラブ
・鍵のない夢を見る
・島はぼくらと
・ハケンアニメ!
・朝が来る
・傲慢と善良

かがみの孤城を読んでもらいたい人やその理由について

辻村深月さんの作品は特に奥が深いストーリーなので、大人が読むとより深く楽しめるかと思います。

だからといって子どもには難しいかと聞かれると、決してそういうわけではなく、子どもは子どもの視点で楽しめる物語です。

誰もが経験する10代の男女の姿が鮮明に描かれており、それぞれの立場に寄り添った見方ができるのが面白い小説なので、誰が読んでも面白いかと思います。

読み返すたびに見え方が変わってくるのも面白い点で、一度ではなく何度も読み返してもいいかと思います。

この作品を読むことで勇気が湧いてくるかもしれないので、友人関係や家族、学校で悩める10代の方に、ぜひおすすめしたい一冊です。

まとめ

かがみの孤城の感想やお勧めしたい人や理由について、お伝えしてきました。

かがみの孤城は映画化されるなど、話題になった作品です。

本の表紙を見て、子供向けの小説だと勘違いしたのですが、内容はとても深く大人も子供もどの世代が読んでも楽しめるストーリーでした。

人間は一人ではないと感じられる小説で、本が苦手な方もまるでドラマのような展開にサクサクと本を読めること間違いなしです。

ぜひ、一度読んでみてください。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

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