東野圭吾のパラドックス13を読んだ感想やどんな人におすすめ?その理由についても

 

こんにちは。

東野圭吾さんと言えばミステリー小説、たくさんの人気作品がありますよね。

でも、東野圭吾さんの小説はミステリーだけではなく、SF系の小説もあるんですよ。

ミステリーのイメージが強いので、逆に興味を惹かれた作品がパラドックス13。

ある現象で、天変地異がおこり、わずかな人しか生き残らなず、生き残ったものたちがなんとか生きていこうとする、サバイバル的な小説です。

とうことで、この記事では東野圭吾さんのパラドックス13について、感想やどんな人におすすめなのか、ご紹介していきます。

最後までゆっくりとご覧になってください。

東野圭吾のパラドックス13を読んだ感想!

東野圭吾さんの作品は概ね読んでたつもりだったのですが、何故かこの「パラドックス13」はまだ未読でした。

序盤の物語は…JAXAはブラックホールの影響による「Pー13現象」を政府首脳陣に報告する。

その現象は99.95%の確率で3月13日13時13分13秒に13秒間発生するが、その時何が起こるかは何も分からないと言う。

政府は一般市民には発表せず極秘裏にその対象となる日時に交通や警察・防衛などの重大局面時における規制をする、

そしてその時が来て…。

街から人も動物も消えて、残された人間は10人ちょっと。

しかし、彼らはP -13現象のことは知らないので何故なのか、何が起きたのかは分からない。

そして徐々に起きていく地震や洪水などの異常現象で崩壊してゆく街。

先の見えないサバイバル状態の世界で、グループとして行動をすることになったメンバー各人が何を考えどう行動するのか?

そこがこの物語の一番面白く興味を惹く部分でした。

ストーリーの中心となるのが兄の久我誠哉と弟の冬樹の兄弟ですが、誠哉は東大卒のエリート警視で、常に冷静で論理的で正確な判断力の持ち主、だが人の心も思いやれる人間として完璧なキャラクターです。

対して冬樹は階級は巡査で、自分の思いや感情で行動しがちな性格です。

二人の対比を軸にバックグラウンドの違う各メンバーが、それぞれの立場から状況に対して考え、協議し葛藤します。

横柄な会社役員とへりくだったその部下、食欲旺盛だが意思の弱い青年、穏やかな老夫婦、看護師の若い女性、言葉を話せなくなった女の子とその母、活発で利発な女子高生、そして赤ん坊など。

彼等・彼女らのそれが、読み手側である自分の中にある性格や思想に部分的に重なるものを感じたり、あるいは身近な人間に重なったりして心に入り混む感じがしました。

いずれもキャラクターが立っていて東野圭吾の筆力でグイグイ引き込まれます。

そして、カタストロフィにおける正解とは何かを考えさせる物語でもありました。

東野圭吾の経歴やプロフィール

東野圭吾の経歴やプロフィールについても、ご紹介しておきます。

プロフィール

⚫︎名前:東野圭吾

⚫︎性別:男性

⚫︎年齢:66才(1958年2月4日生まれ)

⚫︎出身:大阪府大阪市

⚫︎最終学歴:大阪府立大学工学部電気工学科

東野圭吾の経歴について

言わずと知れたミステリー系の大人気作家です。

高校の時に小峰元の「アルキメデスは手を汚さない」に出会いミステリーに目覚め、その後松本清張にもハマり、そして自分でもミステリーを描き始めたそうです。

大学卒業後、技術者として会社に勤務しながら作品を描き続けて、1985年に「放課後」で第31回江戸川乱歩賞を受賞して作家デビュー。

そして、2006年のは「容疑者Xの献身」で直木賞・本格ミステリ大賞を受賞しました。

そのほかの作品も、吉川英治文学賞・柴田錬三郎賞・菊池寛賞・日本推理作家協会賞など多数受賞されてます。

また、上記の「容疑者Xの献身」や「白夜行」「秘密」などをはじめとし多数の作品が映画化・ドラマ化されております。

著作数の多い方ですが、全体からするとミステリーが多くSF小説は少ないようです。

東野圭吾の代表作品

東野圭吾さんの、代表作品についてもご紹介しますね。
代表作品

⚫︎容疑者Xの献身

⚫︎白夜行

⚫︎幻夜

⚫︎さまよう刃

⚫︎ラプラスの魔女

東野圭吾のパラドックス13はどんな方にすすめたい!その理由についても

東野圭吾のミステリー作品をすでにいくつか読んでいて面白かったと感じた方に、こんな東野圭吾のSFもありますヨとお勧めしたいです。

また、デザスターやサバイバルストーリーなど、極限状態における人々の行動と濃密な交錯の物語が好きな方にも面白い一作かと思います。

そして、立場を意にする者たちがそれぞれが何を選択して決断し、どう行動するのか。

自分も、状況に応じた誠哉の正しい判断や行動には、こんな的確な思考ができたら…と本当に感服しまた。

しかしながら、一方で冬樹の行動がカウンターとなって、変な言い方ですが誠哉の「正しいこと」は本当にそれでいいのか…と、気持ちに揺さ振りがかかったり、あるいは各メンバーの受け入れられる点、受け入れない点が自分の中で焦点を結んでくるような感覚がありました。

そのように自身の考えと照らし合わせたり、あるいは自己投影したりしながら読み進めるのも興味深いのではないでしょうか。

(余談ですが、読んでいて漫画「漂流教室」と映画「復活の日」を思い出しました。)

まとめ

最後に、東野圭吾の『パラドックス13』は、彼の作品の中でも異色のSFサバイバル小説です。

複雑な人間関係や異常現象に立ち向かうキャラクターたちの姿が描かれており、ミステリーとは違った楽しみ方ができます。

ぜひ、興味のある方は手に取ってみてください。

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