湊かなえのNのためにを読んだ感想やどんな方におすすめ?その理由についても

 

こんにちは。

湊かなえさんのNのためにという作品を読んだことはありますか。

この作品はドラマ化されていて、ドラマは見たけど原作は読んでないという方も多いのでは。

ドラマ化されたのも、かなり前になりますので、ドラマを見た人も見てない人も、あらためて原作を読んでみてはいかがでしょうか。

ということで、今回の記事では湊かなえさんのNのためにを読んだ感想やどんな方におすすめでその理由についても、ご紹介していきます。

それでは、最後までゆっくりとご覧になってください。

湊かなえのNのためにを読んだ感想

とある高級マンションで起きた、エリートの夫とその妻が亡くなる事件、そこには夫婦の友人である何人かの若い男女がいた、そんな場面から物語が始まります。

若い男女の中の1人、西島が逮捕され、夫婦の妻との不倫関係の末の殺人だという結果に終わりますが、その奥には彼らがそれぞれ仲間たちのことを思いやって、他のNのために(登場人物それぞれの名前にNが付きます)動いた結果の事件である、という真相が明かされていきます。

主要なキャラクター達の独白で物語が続いていき、徐々にこの事件の真相が明かされていくのですが、その過程を読んでいくことでだんだん霧が晴れていくようでとても面白いです。

また、例えばメインキャラクターの女子大生、杉下は、同じアパートに住むエリート男子学生の安藤からすると、気楽に遊んでいるばかりに見えているのですが、実は重い過去を抱えています。

謎の文学作品ばかり書く作家志望の青年、西崎は、一見変人で他の人からは理解されないけれど、実は自分のトラウマを小説の中に描いて消化させています。

それぞれ他の人からは見えていない、わからない部分がありながらも、それでも精いっぱい他の仲間のことを思いやり、他の〝N〝のことを考えて生きていて、そういった姿がとても読んでいて励みになるなと感じました。

湊かなえの経歴やプロフィール

湊かなえさんの経歴やプロフィールをご紹介していきます。

プロフィール

名前:湊かなえ
本名:金戸美苗
年齢:51歳
生年月日:1973年1月
出身:広島県因島市

湊かなえの経歴やエピソード

湊かなえさんは、武庫川女子大学卒業後、脚本の勉強などを経て、2007年に「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞し小説家としてデビューしています。

そして「聖職者」から続く連作集『告白』が2009年、第6回本屋大賞を受賞。

松たか子主演で映画化され、大ヒットしたことで「イヤミス(読んだ後に嫌な気分になるミステリー)の女王」と呼ばれるヒットメーカーとなりました。

自身が地方出身のためか、地方で育った女性を題材にすることが多く、女性の生きづらさを描くことでも定評があります。

デビュー作「告白」をはじめ、『贖罪』、『少女』、『Nのために』、『夜行観覧車』、『リバース』、『母性』など、数多くの作品が映像化されています。

湊かなえの代表作品

湊かなえの代表作品についてですが、この5つを選んでみました。

告白
夜行観覧車
贖罪
サファイア

湊かなえのNのためにはどんな方におすすめ

まずは、湊かなえ作品を読んでみたいけれども、何から読んだらいいかわからない方にお勧めしたいです。

湊かなえ作品は「イヤミス」と呼ばれることが多く、読んだ後に嫌な後味が残る作品がかなりあるのですが、この作品は重い場面はあるものの、個人的には読んだ後に嫌な気持ちは残りませんでした。

人間関係もわかりやすいですし、はじめて湊かなえ作品を読むのにはちょうどよい小説だと思います。

また、今の時代、SNSで他の人のキラキラした部分ばかり見えてしまう中で、どうしても自分と他の人を比べて自信をなくしてしまっていたり、孤独を感じている人に読んで欲しいです。

この作品は、いかにその人の抱えているもの全てを知るのが難しいかを教えてくれる作品だと思います。

例えば、メインキャラクターの杉下は、一見するとしっかりした、普通の大学生のようで、安藤は、割と彼女と一緒にいる時間が増えても「お気楽な女子大生」と思い続けています。

しかし彼女には辛い過去があり、なかなかそのことは他の人は気づいていません。

いい面だけ見えているけれど、実はみんな辛い面を持っているのかもしれない、自分だけではなく、みんなそれぞれ必死に生きているのかもしれない、そんなことを気づかせてくれる作品だと思います。

まとめ

湊かなえさんの「Nのために」について感想やどんな方におすすめなのかを、ご紹介してきました。

複雑な人間関係や隠された過去がテーマとして描かれている作品で、登場人物の独白を通じて事件の真相が徐々に明らかにされていく様子が魅力的ですね。

Nのためには心に深い影響を与える作品なので、たくさんの人に読んでもらいたい。

かなり前にドラマ化された作品ですが、ドラマを見直してみるのもいいですね。

その前に原作を読んでから、ドラマをもう一度見ると、もっと楽しめると思います。

まだ読んでことのない方は、ぜひ一度読んでみてください。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございます。

 

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