ロバート・J・ソウヤーのホミニッド原人の感想は?読んで欲しい人や理由についても

こんにちは。

今回、ご紹介したい小説はヒューゴー賞受賞作の一作でロバート・J・ソウヤーの「ホミニッド原人」という作品です。

この作品は滅びたはずのネアンデルタール人がいる並行宇宙へとばされてしまうというストーリー。

この作品の執筆にあたりソウヤーは、ネアンデルタール人のことをかなりリサーチしたとも聞きます。

ハードSF的内容でもありますが、エンタメ要素も盛りだくさんあり、SF好きはもちろん、SFをあまり好まないという方にもおすすめ。

ということで、ロバート・J・ソウヤーの「ホミニッド原人」についての感想や、読んでもらいたい人や、またその理由についても、お伝えしていきます。

最後までゆっくりとご覧になってください。

ロバート・J・ソウヤーのホミニッド原人の感想は?

もう一つの並行宇宙ではネアンデルタール人が繁栄しており、その世界の物理学者のポンターは量子コンピュータの実験中の事故で、こちらの地球人類の世界に飛ばされてしまいます…。

本来の歴史ではホモサピエンスとネアンデルタール人は一時期同時代に存在して様ですが、やがて絶滅しホモサピエンスがヒト科として繁栄しました。

実際の絶滅については諸説ありますがネアンデルタール人の知能は我々の種のそれと比べても遜色なかったようですので、もう一つの世界があったとしたらネアンデルタール人の繁栄と言った点はリアリティーがあると思いました。

ジャンルとして「並行宇宙もの」及び「ファーストコンタクもの」なのかなと思いますが、「ファーストコンタクもの」としての面が自分にはムチャクチャ面白かったです。

ネアンデルタール人の築いた文明・文化・風習・思想がソウヤーの想像力によって精緻に設定されており、その世界観に舌を巻きながらもポンターの(ネアンデルタール人の)独特の言い回しやリアクションに時折ニヤリとさせらたりもします。

ガチのSFファンの方などは物足りないといった意見もあるようですが、自分には丁度良いテイストでガップリとハマってしましました。

なお、本作品は「ネアンデルタール・パラドックス」としてシリーズ化されており3部作となっておりますが、残りの2作品も是非おすすすめです。(ヒューマン人類、ハイブリッド新種)

ロバート・J・ソウヤーの経歴やプロフィール

ロバート・J・ソウヤーの経歴やプロフィールをご紹介します。

ロバート・J・ソウヤーのプロフィール

名前:ロバート・J・ソウヤー

性別:男性

生年:1960年

年齢:64才(2024年5月現在)

出身:カナダ(オタワ) カナダのオタワ生まれでトロントで育ち

住所:オンタリオ州ミシサガに在住

ロバート・J・ソウヤーの経歴

古生物学・量子論・宇宙論などに関心が高いようで、作品のテーマにもその色合いが伺えます。

ハードSF的理論などの展開も多いですが、作風は個人的にはテンポや構成もわかりやすく、明快で読みやすい文体だと思います。

また、殺人事件や法廷劇などのミステリー的要素の絡んだ作品(いわゆるSFミステリーなど)も少なくなく、ミステリー好きの自分とっては、そう言う方面の趣向でも楽しませてくれる作家の一人です。

受賞歴もヒューゴー賞、ネビュラ賞、星雲賞海外長編部門、ジョン・W・キャンベル記念賞、カナダSFのオーロラ賞など多数あり評価の高さが伺い知れます。

ちなみに作品の一つである「フラッシュフォワード」は、スートーリーは違ってるらしいですがアメリカでTVドラマ化されているそうです。

ロバート・J・ソウヤーの代表作品

ロバート・J・ソウヤーの代表作品について、ご紹介します。

⚫︎イリーガル・エイリアン

⚫︎ターミナル・エクスペリメント

⚫︎フラッシュフォワード

⚫︎ヒューマン 人類

⚫︎ハイブリッド 新種

ロバート・J・ソウヤーのホミニッド原人を読んで欲しい人や理由についても

読みやすい文体で展開もテンポが良く、量子物理学や並行宇宙などの要素もありますが、冒頭でも述べたようにエンタメ性も高いので、あまり普段SFを読まないと言う方や翻訳物は敬遠してる方でも入り込みやすいんじゃないでしょうか。

異星人や異質な存在が出会い、その差異におけるカルチャーショックが展開する、いわゆる「ファーストコンタクトもの」が好きな方には本当に面白い作品だと思います。

自分はSFではJ・P・ホーガンや山本弘さんの作品も好きなのですが、ソウヤーにはなんとなくですがその作家さん達と通底するものを感じます。

なので私見ですが、多分そう言う傾向の作家が好きな方にはこの作者の作品のベクトルも合うのではとないかと思います。

また、架空ではありますがこのネアンデルタール人の文化を知っていくと、逆説的に人類の異質性のようなものを浮き彫りにされる感覚を覚えます。

そう言った点が、多様性や多面的な思考についての考えを喚起させる作品でもありました。

分量は500ページくらいありますが、嗜好が合えばきっと一気読み必至の一冊です。

まとめ

最後にロバート・J・ソウヤーの「ホミニッド原人」は、ネアンデルタール人が存在する並行宇宙を舞台にした斬新なストーリーが魅力です。

SFファンはもちろん、普段SFを読まない方にも楽しめるエンターテイメント性があり、深いリサーチに基づいたリアリティーが感じられます。

シリーズ全3作で構成されているため、一気に読んで楽しむことができます。ソウヤーの作品をぜひ手に取ってみてください。

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